壁紙に一直線のひび割れを発見!壁紙を張り替えるだけで解決するのか、それとも下地に問題があるのか…悩ましいですよね。ここでは、壁紙のひび割れと下地の関係について、詳しく解説します。結論から言うと、壁紙のひび割れの原因は、下地にある可能性が高いです。壁紙は、あくまで表面の仕上げ材であり、下地の状態に大きく影響を受けます。下地にひび割れがあれば、その上に貼られた壁紙にも、ひび割れが発生してしまうのです。下地のひび割れの原因としては、様々なものが考えられます。例えば、建物の構造的な問題(木材の乾燥収縮、地盤沈下、経年劣化など)、外的な要因(地震、振動など)、内装材の施工不良(下地処理の不備など)などが挙げられます。下地のひび割れを放置すると、壁紙のひび割れが再発するだけでなく、建物の構造体に悪影響を及ぼす可能性もあります。そのため、壁紙のひび割れを発見したら、まずは下地の状態を確認することが重要です。下地の状態を確認するためには、壁紙を一部剥がしてみる必要があります。もし、下地にひび割れが見つかった場合は、専門業者に相談し、適切な補修を行いましょう。下地の補修方法としては、ひび割れの幅や深さに応じて、パテやコーキング剤を充填したり、下地ボードを交換したりする方法があります。下地の補修が完了したら、新しい壁紙を貼って、仕上げます。壁紙を選ぶ際には、下地の状態に合わせて、適切な種類のものを選びましょう。例えば、下地に多少の凹凸がある場合は、厚手の壁紙や、凹凸をカバーできる機能性壁紙を選ぶと良いでしょう。