自宅のドアノブが古くなった、鍵の調子が悪い、防犯性を高めたい…。そんな時、業者に依頼せず、自分で鍵付きドアノブを交換できたら便利だと思いませんか？この記事では、DIY初心者でも比較的簡単にできる、鍵付きドアノブの交換手順と注意点を詳しく解説します。まず、必要な道具を準備しましょう。プラスドライバー、マイナスドライバー、キリ（必要に応じて）、新しいドアノブ、メジャー、鉛筆などです。ドアノブの種類によっては、専用の工具が必要になる場合もありますので、事前に確認しておきましょう。次に、既存のドアノブを取り外します。室内側のドアノブの根元にあるネジをプラスドライバーで緩め、ドアノブを引き抜きます。次に、ドア側面にあるラッチ（ドアを閉めた時に引っ込む部分）を固定しているネジを外し、ラッチを取り出します。最後に、室外側のドアノブも同様に取り外します。新しいドアノブを取り付ける前に、ドアの厚さとバックセット（ドアノブの中心からドアの端までの距離）を必ず確認しましょう。これらのサイズが、新しいドアノブの対応サイズと合っているか確認してください。サイズが合わないと、取り付けができない場合があります。新しいドアノブの取り付けは、基本的に取り外しの逆の手順で行います。まず、ラッチをドア側面に取り付け、ネジで固定します。次に、室外側のドアノブを差し込み、室内側のドアノブと連結させます。最後に、室内側のドアノブをネジで固定します。ドアノブがスムーズに回るか、ラッチが正常に動作するかを確認しましょう。もし、動きが悪い場合は、ネジの締め付け具合を調整したり、ラッチの位置を微調整したりしてみてください。DIYで鍵付きドアノブを交換する際の注意点として、まず、作業中にドアが閉まらないように、ドアストッパーなどで固定しておきましょう。また、ネジを強く締めすぎると、ドアノブが破損したり、ドアが傷ついたりする可能性がありますので、注意が必要です。もし、作業中に困ったことや分からないことがあれば、無理に進めずに、専門業者に相談しましょう。鍵付きドアノブの交換は、DIY初心者でも比較的簡単にできる作業ですが、注意点を守り、慎重に行うことが大切です。