数年前、私は実家のゴミ屋敷清掃を業者に依頼しました。しかし、見積もり段階での確認不足が原因で、いくつかのトラブルに見舞われてしまいました。今回は、私の失敗談を通して、ゴミ屋敷清掃の見積もりで注意すべき点についてお話しします。当時、実家は足の踏み場もないほどのゴミ屋敷状態でした。両親が高齢で片付けられず、私も仕事が忙しくてなかなか手伝いに行けませんでした。そこで、インターネットで見つけた清掃業者に見積もりを依頼することにしました。電話で状況を説明し、数日後に業者の方が自宅に来て、見積もりをしてくれました。提示された金額は、予想よりも安かったので、すぐに契約をしました。しかし、これが失敗の始まりでした。作業当日、業者のスタッフが到着し、作業を開始しました。しかし、しばらくすると、「ゴミの量が想定よりも多いので、追加料金が発生します」と言われました。見積もり時には、「ゴミの量は関係ない」と言っていたはずなのに…。結局、当初の見積もり金額の2倍以上の料金を支払うことになりました。さらに、作業後には、ゴミの分別が不十分だったり、貴重品が紛失したりするなどのトラブルも発生しました。業者に問い合わせましたが、「作業中の事故は責任を負えない」と言われ、泣き寝入りするしかありませんでした。この経験から、私はいくつかの教訓を得ました。まず、見積もり時には、必ず書面で見積書をもらうこと。口頭での約束は、トラブルの原因になります。次に、追加料金が発生する条件について、詳しく確認すること。「ゴミの量に関係なく定額」と謳っていても、実際には追加料金が発生するケースがあります。そして、業者の実績や口コミを確認すること。インターネットで検索したり、知人に紹介してもらったりして、信頼できる業者を選ぶことが大切です。ゴミ屋敷清掃の見積もりは、業者選びの重要なポイントです。私の失敗談を参考に、慎重に業者を選び、トラブルを未然に防ぎましょう。