私は先日、両親が住んでいた3LDKの実家をゴミ屋敷状態から脱出させるため、清掃業者に依頼しました。今回は、その体験談を、費用の内訳と業者選びのポイントと共にお話しします。両親が亡くなった後、実家は空き家になっていました。しかし、長年放置していたため、家の中はゴミで溢れかえっていました。特に、両親が使っていた寝室やリビングは、足の踏み場もないほどの状態でした。自分たちで片付けることも考えましたが、時間も労力も足りず、専門の業者に依頼することにしました。業者選びは、インターネットで検索し、複数の業者から見積もりを取りました。その中で、料金が明確で、実績があり、対応が丁寧だった業者を選びました。費用の内訳は、以下の通りでした。基本料金、30万円(作業員3名、3日間の作業)ゴミの処分費、40万円(ゴミの量が非常に多かったため、トラック数台分)オプション料金、10万円(特殊清掃、ハウスクリーニング)合計、80万円作業当日、スタッフの方々が到着し、まずはゴミの分別と搬出から始まりました。可燃ゴミ、不燃ゴミ、粗大ゴミ、資源ゴミなどに手際よく分別し、トラックに積み込んでいきます。次に、不用品の仕分け。まだ使える物はリサイクルに回し、使えない物は適切に処分します。そして、特殊清掃。特に汚れていたキッチンやトイレを、専用の洗剤で徹底的に綺麗にしてくれました。最後に、家全体のハウスクリーニング。床や壁、窓などを丁寧に掃除し、見違えるほど綺麗になりました。作業完了後、実家はまるで新築のように生まれ変わりました。ゴミ屋敷だった頃の面影は全くなく、清潔で快適な空間になりました。今回の経験から、ゴミ屋敷の片付けは、専門業者に依頼するのが一番だと実感しました。費用はかかりますが、時間や労力、精神的な負担を考えると、その価値は十分にあると思います。業者選びの際には、料金だけでなく、実績やサービス内容、対応の丁寧さなどを総合的に判断することが大切です。