長年住んでいると、壁紙の色褪せが気になってくることがありますよね。でも、壁紙全体を張り替えるのは大変…。そんな時におすすめなのが、壁紙補修シールを使った色褪せの補修方法です。この方法なら、気になる部分だけをピンポイントで補修できるので、手軽に、そして経済的に、壁紙を蘇らせることができます。まず、色褪せた壁紙の色に合わせて、壁紙補修シールを選びます。ホームセンターや100円ショップなどで、様々な色のシールが販売されています。できるだけ、元の壁紙の色に近いものを選びましょう。もし、完全に同じ色のシールが見つからない場合は、少し薄めの色のシールを選び、重ねて貼ることで、色を調整することができます。次に、補修する部分の汚れやホコリをきれいに拭き取ります。汚れが残っていると、シールが剥がれやすくなる原因となります。また、壁紙の表面に凹凸がある場合は、カッターややすりなどで、平らにしておきましょう。シールを貼る際には、まず、シールの裏紙を少しだけ剥がし、補修する部分に仮止めします。次に、位置を調整しながら、裏紙を少しずつ剥がし、空気が入らないように、慎重に貼り付けます。空気が入ってしまった場合は、針などで小さな穴を開けて、空気を抜きましょう。最後に、シールの上から、ローラーやヘラなどで圧着させます。しっかりと圧着させることで、剥がれにくくなります。壁紙の色褪せは、範囲が広い場合もあります。その場合は、複数のシールを組み合わせて、補修する必要があります。シール同士の継ぎ目が目立たないように、少しずつ重ねて貼るのがコツです。壁紙補修シールを使った色褪せの補修は、あくまで応急処置です。時間が経つと、シールが剥がれてきたり、変色したりする可能性があります。そのため、できるだけ早めに、本格的な補修を行うことをおすすめします。